6/28-29に「ブラッシュアップ研修@神奈川湘南」を実施。

■ 表記の講習会を以下の通り実施いたしました。
・日程:6/28(火)-29(水)
・会場:藤沢・江ノ島エリア
・主催:(一社)日本サイクリングガイド協会(JCGA)
・協力:リンケージサイクリング
・参加者:JCGA公認サイクリングガイド= 4名、講師=2名
・天候等:快晴。気温は28〜34度。

■ 検定年次の異なる会員が最新の技術や理念を共有。
JCGAは発足当初から「JCA公認サイクリングガイド」の育成と認定を担う団体として活動していますが、どちらかといえばサイクリストとしての技術と経験にウェイトを置いていた初期の「JCA公認サイクリングガイド検定講習」から、毎年少しずつ内容や認定基準が更新されていったことで、現実的には現在の「JCGAベーシック」の方が初期の「JCA公認」よりもある意味で高難度となっています。したがって「ブラッシュアップ研修」は、会員ガイドの技術向上という主目的に加えて、会員間の技術格差の解消も意図しています。


・サイクリングガイドの左右位置にこだわるJCGAメソッドを実走で確認します。

■ 酷暑の湘南で、熱くてブ厚い2日間講習を実施。
今回は初期の沖縄検定でJCA公認を得た会員を含む4名の受講者と講師2名でしたので、コンパクトな6名ワンパックで、フレンドリーかつ中身の濃い2日間講習となりました。まさに関東地方が梅雨明けした直後で、熱中症警戒アラートが全国各地に発令される厳しい暑さとなりましたので、従前の検定講習ルートから登坂区間を外した新ルートを設定し、氷冷した経口補水液やスポーツドリンクも大量に準備。さらには1周ごとの休憩時間を増やすなど、考えられる限りの対策を講じた上で実施しました。結果的には海風の吹く湘南エリアは都心や内陸ほど無節操な気温までは上がらずに済んだため、誰一人体調を崩すこともなく無事に完遂できましたし、そもそも天候への対応が必須となるサイクリングガイドにとっては、それらの暑さ対策も貴重なケーススタディとなりました。


・講師も受講者も公認ガイドのため全員が公式ポロジャージ着用。ややインパクト強目でしたが、被視認性の良さを再確認できました。



・スポーツE-BIKEのツアー引率を体験できるのも湘南講習ならではの特典です。


・年々少しずつ進化しているJCGA流のチューブ交換工程についても全員で再確認します。


・落車などの路上トラブルに対応する「安全確保」メソッドの体験実習も試行しました。


・状況次第で歩道通行を余儀なくされる日本では歩道等での歩行者保護も重要な技術です。

以上です。

JCGAは今後も公認サイクリングガイドを対象とするブラッシュアップ研修会を開催予定です。引き続き、JCGAの活動へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。