2024年7-9月、福岡県でサイクリングガイド基礎検定講習会を特別開催

公認サイクリングガイド認定を目指す「JCGAサイクリングガイド基礎検定講習会」

サイクルツーリズムの高まりとともに専門知識と技術を有するプロフェッショナルなサイクリングガイドへのニーズも急増し、現業のサイクリングガイドだけでは特にインバウンド市場の要求に対応できません。こうした状況下、JCGAはより多くの方にサイクリングガイドへの門戸を開けるべく、ツアー実務経験のない上級サイクリストや一般的なサイクリングスキルのツアー事業者にも参加いただける「サイクリングガイド基礎検定講習」を各地で開催しています。

本件の福岡講習会については、サイクルツーリズムのポテンシャルが高い九州エリアの玄関口となる福岡県による「福岡県サイクリングガイド人材育成事業」としてJCGAに委託される講習会となるため、福岡県在住者および事務局が認めた方を対象といたします。受講料免除等の優遇を受けられますので、福岡県のサイクリングガイド志向者はぜひこの機会に受講ください。

本講習では、サイクリングガイドの実務に必要な基本事項となります、交通法規、走行技術、公道での引率技術、お客様への重要事項説明、自転車の走行前点検、確実なタイヤチューブ交換法などについて、ひと通り学ぶことができます。

その内容は二段構え。まずはJCGA独自の教本(約150ページ)とオンライン解説動画について事前に自主学習いただきます。あらかじめ一定以上の予備知識と技術をご準備いただいた上で会場でのリアル講習(2日連続x2会期=4日間)に臨んでいただく流れとなります。そして、第2会期の最終日に設定される「基礎検定」で認定基準に達した受講者は「JCGA公認サイクリングガイド ベーシック」として認定されます。多忙な社会人が取り組むにはやや負荷の大きいカリキュラムとなりますが、非常に広範なサイクリングガイド技術と知識を過不足なく理解いただき、JCGA公認の称号を得るために、やはり相応の時間は不可欠です。事前のオンライン自主学習導入によって、リアル講習現場では座学講習時間をミニマムに抑え、出来る限り多くの時間を集団引率の実走講習に充てることで学習効率と達成度の向上を目指しています。

業としてのサイクリングガイドを目指す方のみならず、ショップライドやクラブライドを引率されている方が技術を標準化する意味でも非常に有益です。ぜひこの機会に参加いただき、「JCGA公認サイクリングガイド ベーシック」認定にチャレンジいただければと思います。

■「福岡県サイクリングガイド基礎検定講習会 2024」実施概要

(1) 開催日程:7/9(火)-10(水)、9/3(火)-4(水) ※申込〆切:6/10(月)13:00

(2) 講習会場:福岡市ヨットハーバー会議室(福岡市西区小戸3丁目58-1)

(3) 主催:福岡県 主管:一般社団法人日本サイクリングガイド協会(JCGA)

(4) 運営協力:リンケージサイクリング、ブリヂストンサイクリング、ジラボ(正屋)、バイクイズライフ

(5) 対象者:福岡県在住者および事務局が認めた上級サイクリスト

(6) 受講費用:総額 33,000円(※通常開催時は121,000円)
<内訳>
・講習受講料(4日分)無料 ※通常開催時の¥88,000を福岡県が負担
・教材費 ¥ 5,500 ※「JCGAガイド養成テキスト」を事前に自宅等に郵送
・JCGA年会費 ¥ 5,500(2025年3月31日まで。以降は1年毎に更新要)
・JCGA一般会員入会金 ¥22,000 ※JCGA基礎検定受験希望者
※既会員の受講については年会費や教材費などが不要となる場合があります。

(7) 受講定員:
最大12名 ※申込み先着順ではなく、受講要件を満たす申込者を優先します。

(8) 申込方法:
規定の書式を以下よりダウンロードいただき、必要事項をご記入の上で下記のJCGA講習受付アドレス宛にメール添付でお申し込みください。
>>>申し込み書式をダウンロード>>>
・申込メール送信先= jcga-school(AT)cycling-guide.or.jp ※(AT)を@に打ち替え。
・申込メール共通タイトル=「基礎検定講習:福岡2024・〇〇〇(※氏名)」と記載。
※申込書は「EXCEL」書式です。全3シートのうち、「1,申込JCGA」 と 「2,事前確認承諾書」についてご記入いただきメールでお送りください。
※PDFでの支給をご希望の方はメールでご請求ください。
※申込書の記載内容および申込メールの体裁などをJCGA内で確認・検討した上で、入会/受講の可否をメールで返信いたします。

(9) 参加手続き:催行が確定次第、受講要件が確認できた申込者から順次、費用入金等の諸手続きを連絡します。

(10) 講習会の流れ

・事前の自主学習:
受講手続き完了後、まずは自主学習のためにテキストを郵送し、オンライン動画アドレスをメールで提供します。第1会期までにテキスト全ページとオンライン動画すべてについてご理解いただいた上で、「ブリーフィング」や「ハンドサイン」、「走行前点検」、「チューブ交換」などの実技については、動画の内容を完全にトレースできるまで練習いただく必要があります。
※これらの内容をひと通りご理解いただいていることを前提に、リアル講習を実技主体としています。ご自身の投資効果を高めるためにも自主学習にできる限りの時間を割いてください。なお、自主学習中に生じた疑問点については、メールまたは講習の場でご確認ください。


<参考動画:オンライン自主学習用> 「第2版: まずは後輪のチューブ交換を完璧に身につける〜後輪をフレームから外す」

・リアル講習の第1会期(2日間):
交通法規、走行技術、公道での引率技術、自転車メンテナンスなど、ガイド業務に必要な基礎技術をひと通り確認いただき、受講者が自らの技術レベルを講師や他の受講者と共に客観視いただくことで、第2会期までの自主練習期間に解決すべき課題を設定します。

・第2会期までの自主練習期間:
第1会期で得た課題に応じて、時間が許す限り自主練習いただきます。特に「自己流のクセ」に課題がある受講者は、この期間の修正が大きなポイントとなります。


■後方確認やハンドサインについては車のない安全な道で反復練習して確実性を高めます。


■自転車は左折専用レーンから直進。ダブルスタンダードのリスクと対策を実地で学びます。


■サイクリングツアーに不可欠な「出発前ブリーフィング」は繰り返し実演して習得します。


■自己流から世界標準へのステップアップを目指して日没後まで続くチューブ交換講習。

なお、福岡講習の実際の様子につきましては、昨年度に実施した同講習会のレポートもご覧ください。

・リアル講習の第2会期(2日間)の初日:
公道引率、ブリーフィング、チューブ交換の実技に絞って実施。課題の達成度を講師および他の受講者と相互確認することで、サイクリングガイドに必要な技術の理解と習得への基礎固めとします。

・リアル講習の第2会期(2日間)の2日目:
前日の講習終了時までに、講師から「基礎検定受験に見合う走行技術と知識がある」と認められた受講者については、この日の講習中に規定の基礎検定を実施します。その他の一般受講者は前日に引き続き課題の解決に向けて実習を積み重ねます。


<参考動画>湘南講習の受講者による「二段階右折」先導。

(11) リアル講習会(第1会期)の想定スケジュール
※ 気象状況や受講者の多寡などにより、内容と時間配分は予告なく変更します。

■ 1日目= 7/9(火):日出05:12/日没19:30
07:45-08:15 集合(屋外) ※到着順にバイクなどの機材をチェックします
08:15-08:50 オリエンテーリング〜ブリーフィング
08:50-09:40 実走:講習ルートを講師が先導
09:45-12:00 座学:交通法規、ガイド技術
12:00-13:00 休憩:昼食 ※配達弁当の予定(実費)
13:00-14:00 実走:乗降,振り返り,ハンドサインなど基礎練習(公園内道路)
14:00-15:00 実走:講習ルートを受講者が交代で先導
15:00-16:00 実走:講習ルートを受講者が交代で先導
16:00-17:00 実走:講習ルートを受講者が交代で先導
17:00-18:30 実技:ブリーフィング 講師実演から受講者が各1回ずつ
18:30-19:30 実技:後輪タイヤチューブ交換 講師実演から受講者が各1回ずつ
19:30-19:40 事務連絡>解散

■ 2日目= 7/10(水):日出05:13/日没19:29
07:45-08:00 集合(屋外)※そのまま走行できる準備で集合すること
08:00-09:20 実技:ブリーフィング 受講者が各1回ずつ
09:30-10:30 実走:講習ルートを講師または受講者が先導
10:30-11:30 実走:講習ルートを受講者が先導
11:30-12:30 休憩・昼食 ※配達弁当の予定(実費)
12:30-13:30 実走:講習ルートを受講者が先導
13:30-14:30 実走:講習ルートを受講者が先導
14:40-15:40 実走:講習ルートを受講者が先導
15:50-17:00 実技:後輪チューブ交換 受講者が各1回ずつ
17:00-17:30 事務連絡>解散

※第2会期のスケジュールは受講者のみに開示します。

(12) 講師(※予定):


・田代恭崇=JCGA理事/技術委員、JCAサイクリングガイド普及員、リンケージサイクリング代表、2004アテネ五輪ロード日本代表


・飯島誠=JCGAガイドマスター、ブリヂストンサイクル、2000シドニー・2004アテネ・2008北京五輪トラック/ポイントレース日本代表


・渋井亮太郎=JCGA代表理事・技術委員、JCAサイクリングガイド普及員


・岩崎正史=JCGAガイドマスター、ジラボ(正屋)代表


・山田大五朗=JCGAガイドマスター、BIKE IS LIFE代表

(13) 受講資格および要件:以下の(a)〜(i)を概ね満たすこと

(a) 年齢:2024年4月1日時点で満18歳以上〜65歳未満

(b) JCGA会員規約に同意の上、受講申込をもってJCGA賛助会員(※基礎検定受験後に一般会員へ格上げ)となり、講習会以降もJCGA登録サイクリングガイドとして活動する意思がある。

(c) 申込時に指定された個人情報の提供に同意し、登録・申込書式の記載事項に虚偽が一切ない。

(d) 誓約書への本人署名をもって記載事項すべてに同意し、契約上の責任を負う。

(e) 自動二輪または普通自動車以上の運転免許保有者であり、日常運転で常識的な道路交通感覚を身につけている。

(f) サイクリングの技術と経験 ※引率走行実習で自ら先導する受講者は本項を必須としています。
・一般公道で100km以上の距離を7時間程度(休憩含むトータル)で無理なく単独走行できる技術と経験、体力を備えている。
・5人以上での集団サイクリング経験が相当数ある。※一般公道。レースや大型のサイクリングイベント等は除外。
・自転車のタイヤチューブ交換と輪行等での組みばらし作業の経験があり、単独で完遂できる。

(g) 適切に整備されたスポーツサイクルを講習会に持参できる。:ロードバイク・クロスバイク等のオンロード向けバイクで、できるだけ前傾姿勢が緩いセッティングが望ましい。前照灯/反射板/ベルなどの法定装備は必須。※本講習についてはE-BIKE不可。

(h) ヘルメット、グローブ、サイクルウェア、アイウェア(クリアレンズ等・眼鏡可)、飲料ボトル、専用レインウェア等、サイクリングガイドにふさわしい装備一式を持参できる。

(i) パンク修理や応急整備に対応できる工具一式。

(14) JCGAサイクリングガイド基礎検定について
・基礎検定を受験できるのは、公道引率、ブリーフィング、チューブ交換の実技レベルが基準以上にあるなど規定の条件に照らし、検定前日までに講師が受験を許可した参加者のみです。また検定当日でも、検定受験に相応しくない状況にあると講師が判断した場合は、受験許可を取り消します。
・事前連絡なく遅刻した者については、当該試験への途中参加を認めません。
・引率走行試験中に規定の中止事項(コース逸脱、被引率者ロストなど)が生じた場合、原則的にはその時点で試験終了を宣言し、検定員の引率によって発着点に帰ります。
・認定基準に達した試験科目については、その後1年間の再受験を免除します。例:筆記試験の二項目共に90%以上を達成しながら引率走行試験が基準以下だった場合、1年以内の再受験であれば筆記試験は免除され、引率走行試験のみとなります。

<参考>「JCGA公認サイクリングガイド ベーシック」の認定基準
(1) 引率に必要な交通法規筆記試験:得点率=90%以上
(2) 引率走行実務に関する基礎知識筆記試験:得点率=90%以上
(3) 引率走行試験:得点率=70%以上
(4) 適正評価:A・B・C 評価中のA(技術、受講態度、言動等から総合的に判断)


「JCGA公認サイクリングガイド ベーシック」認定登録者は、写真のJCGAオフィシャルポロジャージが支給され、着用が認められます。

以上です。